留守玲

カノペ(1)

¥77,000
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留守は工芸、さかぎしは現代美術、という領域の違いがありながら、ともに複雑で独特な、鉄の粒を溶かした溶接、磁土の垂らしこみと積層、乾燥、焼成、と、素材の限界に向き合う、実力作家。
「成る」こと、「生まれる」ことへ、直向きに対峙して評価の高い二人の、「造形」を超えた、見えない「宇宙芸術霊」への信頼を嗅ぎとっていただきたい。(武蔵野美術大学教授 新見隆)

 

留守玲さんは、小さな鉄片を一つずつ熔接し、積み重ねていくという地道な作業をベースに、鉄が錆び、朽ちていく時間の経過を凝縮したかのような作品を作り続けています。鉄でありながらも軽やかさを持ち、また儚さを内包する作品世界は、留守さん独自のものです。

留守玲 Aki Rusu
1976年 宮城県生まれ。
2007年 〈素材×技術〉からフォルムへ─布と金属(茨城県つくば美術館)、工芸の力─21世紀の展望(東京国立近代美術館工芸館)
2012年 留守玲の茶室 さびのけしき(山口県立萩美術館・浦上記念館)
2014年 第19回 MOA岡田茂吉賞展(MOA美術館・静岡)’19 第21回
2016年 生への言祝ぎ(大分県立美術館)
2018年 こどもとおとなの アツアツこうげいかん(東京国立近代美術館工芸館)
2019年 アートみやぎ2019(宮城県美術館)、パッション2020 今みておきたい工芸の想い(東京国立近代美術館工芸館)
2020年 輝けるメタルアート 淡水翁賞35回記念(石洞美術館・東京)
主な受賞歴 2001年 熊日総合美術展21世紀アート大賞2001 熊本放送賞、2003年 財団法人日本文化藝術財団 第11回日本現代藝術奨励賞、2016年 第2回菊池寛実賞、第27回タカシマヤ美術賞、2017年 第34回公益財団法人美術工芸振興佐藤基金 淡水翁賞 最優秀賞

ギャラリー册「現代工芸VS.美術、十二人の競演──ゲーテの目、あるいは舞踊する庭」2021年7月1日~10月16日 展示作品

 

サイズ W154×D80×H85mm
素材